我社が、硬質クロムめっきの実用化に取り組んだのは1959年。 当時実現した700Hv台の硬度は、今日のJSI規格で『硬質』と規定される「850Hv以上」には程遠いものでしたが、その後の研究により、1983年に1000Hv、1985年には1200Hvの超高硬度工業用クロムめっきの実用化に成功しました。めっき処理後、熱処理を施し硬度を高める一般の方法では、高熱が災いし、素材が変形してしまうことがありました。そこで、我が社は、熱処理せず、めっきだけで表面硬度を上げられる技術を開発し、ついに1200Hvに到達することができたのです。
この技術水準の高さが注目され、青函トンネル試掘用ボーリング機械部品のめっき処理を受注するなど、着々と実績を積み重ねています。 最大1200Hvの技術が大きな武器となり、どんな注文にも余裕をもってお応えできるようになりました。 現在は他に国内でも数社にしか加工されていない、極低温黒色クロム処理も行っております。
株式会社 小西鍍金
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