PR電解脱脂
電気を流してもう一度「脱脂」工程を行います。
アルカリ電解洗浄
陰極電解法
製品をマイナスにして電解する方法。ご存知、水(H20)を電解すると水素:酸素のガス発生量は2:1となります。ガス発生量では酸素ガスより、水素ガスほうが効率が良いわけです。製品表面には還元反応が起きます。また、製品を陽極にすると、著しく溶け出してしまう金属もあり、この場合も陰極電解法が用いられます。 ただ、よく良く考えてみると品物を陰極にするということは、めっきと同じ方法です。電解洗浄液中の不純物が増えると品物(陰極)に析出しやすくなり、かえって品物が汚れます。したがって、シビアな薬品管理が必要になります。
陽極電解法
上記とは反対に、製品を陽極にして電解します。製品表面からは酸素ガスが発生し、酸化反応を受けます。ガスの発生量は陰極法の半分ですが、汚れが電着することはありません。汚れにも鈍感なので、コスト的には陰極法より安価です。金属によっては、溶け出しますが、この作用によって金属表面を洗浄する作用もあります。
PR電解法
製品の極性を陰極、陽極交互に変化させます。陽極法、陰極法の両方の特長を取り入れています。
30秒後に自動的に次工程、変わります。
株式会社 小西鍍金
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